PACK-LINE DEFENSE

シーン・ミラーのプレー

ドリブルぺネトレーションを

止める

ヘルプディフェンダーは、ドリブルペネトレーションがベースライン付近で起こったとしても、 それを止める準備を整えなければならない。その結果、ボールがトップへ戻るはずだ。

 

セットアップ

ボールはウイングが持つ。オンボー ルディフェンダーは、彼をタイトにディ フェンスする。オフェンスプレーヤー がボックス内に入ったら、ポストディ フェンダーは相手との間合いを詰め る。ウィークサイドのディフェンダー は、ウィークサイドのオフェンスプレー ヤーを見失ってはならない。そうしな ければバックドアカットが決まり、楽 に得点するチャンスを与えてしまう。

 

 

プレーの仕方

●ボールマンはベースラインに向かっ てドライブし、ポストディフェンダー に遭遇する。

●ウィークサイドのポストディフェン ダーは横にスライドし、ポストエント リーパスの可能性を妨げる。（図1）

●ボールマンはドリブル止めて、トッ プへパスを戻す。

●トップの左ディフェンダーはパック の外に飛び出し、ボールをフォローする。

●最初のオンボールディフェンダーは、 左のトップに移動する。（図2）

●パスのキャッチ時、トップのオフェ ンスプレーヤーはスペースを探し、ディ フェンダーの中間にドリブルを試みる。

●ボールマンは、ギャップ内でトップ 右のディフェンダーと遭遇する。

●ポストのディフェンダーは、オフェ ンスとの間合いを詰める。（図3）

 

 

テクニック

図3で示されているドリブラーから、 右ウイングへのクイック・キックアウ トパスに備える。パックライン・ディ フェンスの弱点はここだ。パスが通っ てしまったら、足の早いディフェンダー が走り込み、シューターにクローズア ウトする。

 

 

 

 

（BCW日本語版第13号より抜粋）