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FULL-COURT GAME WINNER

フルコート・ゲームウィナー

ディフェンスを深く押し込み、キックアウト
ポイントガードがレーンの奥深くへドリブルし、ディフェンスをペリメーターから引き離す。 そして、トレイルしているインバウンダーに、ノーマークの状態で3ポイントシュートを打たせる。

 
なぜ、これを使うのか

フルコート・ゲームウィナーは、通常、 素早く動く。つまり、インバウンダーが、 忘れられているのだ。 オフェンスの残り時間があまりない 場合、トレイルしているインバウンダー を使おう。
 


 

セットアップ

同点に追いついた段階で、ベミッジ 大女子チームは、クロックの残り時間 が9秒だった。ポイントガードは、コー トの右サイドに立つ。

 

 

プレーの仕方

●パスは、ベストドリブラーであるポ イントガードへ通さなければならない。

●コーチはポイントガードに、ダブル チームスプリット、ドリブルの継続、 そして、レーンの中央へ入る能力を持 たせたい。

●インバウンドパス時、他の3名のプ レーヤーは、レーンを埋める。(図1)

●ディフェンダーはポイントガードを ダブルチームする。だが、ポイントガー ドはダブルをスプリットし、レーンのほ うへドライブし、反対側のフリースロー ラインの手前まで入り込む。

●この動きにより、ディフェンダーを バスケットの方向に引き寄せることが できる。(図2)

●左レーンのプレーヤーはボールスク リーンをセットし、ポイントガードは再 びハイに出る。

●3ポイントシュートをノーマークの 状態で打つために、トレーラーへパス を回す。(図3)

 

 

テクニック

複数のオフェンスプレーヤーとボー ルマンがレーンの深い位置にいること で、ディフェンダーは、ペリメーターの トレーラーにパスが回るとは思わない。


 

 

 

(BCW日本語版第10号より抜粋)

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