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DALY DRILLS  毎日のドリル

アニマルドリル 

オフェンス編

このドリルはいきなり全力での競争から始まり、ディフェンス裏への攻撃で終わる。 また、簡単な計算問題を解くという要素がユニークだ。
 

 

なぜ、これを使うのか

トランジション・ドリルの多くは、オ フェンスとディフェンスの役割があら かじめ決められた状態で行われる。し かしこのドリルでは、最初に頑張って ボールを奪取したプレーヤーのチーム に対して、先に攻撃権が与えられる。
 

 

セットアップ

コーチはボールを持ち、コートの端 に立つ。片側のミッドコート付近に3 人立たせ、反対側のミッドコート付近 にも3人立たせる。
 

 

プレーの仕方

●ミッドコートの方向にボールを転が して、ドリルを開始する。(図1)

●コーチがコール(下記「テクニック」 参照)によって各チーム1名ずつを指 名し、指名されたプレーヤーは前に走 り出る。ボールを取ったほうのチーム が、先にオフェンスとなる。(図2)

●プレーヤー達は、2対2(または1対 1、あるいは3対3。これは最初のコー ルによって異なる)で、誰かが得点す るまで、フルコートでプレーする。(図3)

 

 

テクニック

ボールをリリースしたら、コーチは 有名なプレーヤーの名前や、計算問題 を叫ぶ。例えば、コーチが「マイケル・ ジョーダン!」と叫んだら、プレーヤー は、23(マイケル・ジョーダンの背番号) を思い浮かべる。これは、2番目と3 番目のプレーヤーを意味しているので、 該当のプレーヤーがドリルに参加する。

あるいは「、39÷3!」と叫んだ場合、 答えは「13」である。つまり、1番目と、 3番目のプレーヤーが前に出る。  この方法により、頭を素早く回転さ せつつ、身体を反応させる術を身に付 けさせるのだ。

 

 

 

(BCW日本語版第2号より抜粋)

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