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SEAN MILLER PLAYS

シーン・ミラーのプレー

アリゾナ大のバックドア

左サイドへ集まり、ハイ・バックドア・スクリーンを用い、バスケットの方向にスプリントしているガードにボールを送り、 楽に得点するチャンスをつかむ。
 

 
なぜ、これを使うのか

シューターをコーナーに動かし、ディ フェンスの注意をコートのバックサイ ドからそらすため、フォワードを左サ イドのポストアップポジションに入ら せる。


 

セットアップ

スタート時は、後でバックドアカッ トするポイントガードが、トップでボー ルを持つ。スクリーナーは、フリースローラインのやや右に立つ。

 

 

プレーの仕方

●ウイングへ出てくるガードのために、 左サイドのフォワードがピンスクリー ン*をセットしている間に、右ブロック プレーヤーが、左コーナーへ走りこん でアクションを開始する。

●最初のパスは左ウイングへ。(図1)

●パス時、フォワードはピンスクリー ンを終え、ポストアップポジションにつく。

●フリースローライン上のスクリー ナーはハイにステップし、最初にボー ルを持っていたプレーヤーは、スクリー ンをカットオフする。(図2)

●ウイングは先にポストを確認し、ディ フェンスに左へ向かうと思わせるために、コーナーを確認する。その後、楽 に得点するために、ロブパスを出す。(図 3)

 

 

テクニック

ウイングはコートの左サイド上に目 を光らせ、ディフェンスの動きをチェッ クし続ける。バックドアプレーが行わ れなかったら、ポストを手助けする。 だが最初の選択肢は、ディフェンスが 捉えられない位置へロブパスを出すこ とだ。


*用語解説

 ピンスクリーン:ピンダウンスクリーンとも言う。ピンはディフェンスを動か せない、止めるという意味。ベースライン方向へスクリーンをセットする。

イニシャルパス:最初のパス、 スタートのパスを指す。

 

 

(BCW日本語版第12号より抜粋)

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