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Q&Aコーナー

 

体軸パワートレーニングについて、よくいただくご質問とその回答を簡単にまとめました。(随時追加中)

01

各エクササイズの動作スピードは?

 

体軸パワートレーニングでまず大切にしたいのが、「筋肉の緊張」です。大腿部や胴部に高い緊張を得ることが第一です。その上で、ぐらつかないよう中心軸をしっかり維持しながら、動作を行います。これらを追求した上で、余裕があれば、スピードを上げます。

体軸パワートレーニングを特に取り入れるべきタイプは、どんな人ですか。

 

ウエイトトレーニングを行っていて、セットの最終レップで捻れや傾きなどの癖がある人、次に怪我などで、中心軸が緩くなっていると感じている人。そして、長身の人。この身長の高いアスリートを効果的に強化していけるのも、体軸パワートレーニングの革新的な特徴と言えるでしょう。

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03

アスリートの体軸パワートレーニングは、どのような点に留意して取り入れていけばよいでしょうか。

 

アスリートのビッグパフォーマンスは、「脱力からの爆発的な筋緊張」によって導き出されます。これは、持っている能力を最大限に使う技です。一方、体軸パワートレーニングは、持っていない能力を新たに作る手段。新たに作った能力で、動きづくり(パフォーマンスづくり)のトレーニングをすることで、アスリートとしてまた一歩、進化していけるわけです。

ウエイトトレーニングは、「身体づくりのトレーニングと動きづくりのトレーニング」に大別できます。身体づくりは筋肉の緊張が大切で、動きづくりは、筋肉の脱力を伴う爆発的な緊張が大切。この違いに着目してください。高重量で筋肉の緊張を高めたトレーニングを行い、低重量で、脱力を伴った動き作りのトレーニングを行います。この二つを追いながら、アスリートは進化していけるのです。

 

04

ウエイトトレーニング種目において最後の1回でフォームが崩れて「ぐにゃぐにゃ」になる場合、そのトレーニングはやめて、しばらく体軸パワートレーニングに専念ほうがいいのか、それとも継続してよいのでしょうか。

 

同時進行で進めるべきです。例として、ウエイトトレーニング種目の1セット目は通常通り行い、直後に体軸パワートレーニングのエクササイズを何か行う。例えば、ステップ0の基本エクササイズ「段差起立」や「背面軸」や「前面軸」。そして2セット目以降、少し重量を軽くして、より動きをコントロールしながら質重視のセットを実施し。直後にまた、体軸パワートレーニング種目を適宜行う。このようにトレーニングをプログラムすることによって、数週間で、本番1セット目の改善を目指します。

05

体軸パワートレーニングの実施頻度は?

 

毎回のトレーニングで、苦手な種目と合わせて交互に取り入れたり、通常のトレーニング内のどこかに入れます。または、体軸パワートレーニング日を決めて、集中的に行うのも「素質を高める」と言う点で、よい方法です。目安は週に2~5回ですが、何より、毎週の通常のトレーニングのパフォーマンスや感覚をチェックし、取り入れ方を増減しながら調節して下さい。

06

ウエイトトレーニング種目に対応した体軸パワートレーニングはありますか? たとえばスクワットにはこれ、ベンチプレスにはこれ、というように。

 

基本中の基本「前面軸、背面軸」は、必ず行いますが、あとは、ステージゼロの種目で「力の漏れ」を感じる種目が貴方の重視種目となります。種目によって以上に自身のコンディションの「穴埋め」を行う感じで取り入れてみてください。

07

体軸パワートレーニングをするときの呼吸は? 高いレベルで筋緊張しようとすると、どうしても息を止めてしまいがちです。それでよいのでしょうか。

 

体軸パワートレーニングの呼吸法は、高く力をこめて、動きのあまりないものは、浅い呼吸を繰り返します。また、また動きのあるものは、上げる時(力をこめ、頑張る時)に息を吐き、下げる時に息を吸います。無意識に止めがちで、それも多少は使っていいと思いますが、立ちくらみなどのリスクもありますので、長時間は避けるべきです。

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