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体軸パワートレーニングの実際

【ステージ1】 動きの中で体軸を鍛える

 

1.足踏み 2.オーバーヘッド足踏み  3.ヒップリフト+スプリットランジ

 

4.ハムストリングスカール 

 1.足踏み
 

バーベルを担いで、入場行進のように元気に足踏みを100歩します。パワーラックの中でセーフティーバーを高くして、安全管理には万全を期して下さい。また、あまりにブレてきて、危険な状態にならないよう行って下さい。

 

70歩過ぎからブレとの戦いが増してきます。元気に美しい足踏み100歩をしましょう。慣れるに従い徐々に増量していきます。

 

 2.オーバーヘッド足踏み
 

広い手幅でバーベルを頭上に構えます。10~50kgで自分に合った重さで構えます。そして元気に美しい足踏み100歩。バーベルが頭上にある分、全てに素直な動きが要求され、怪我をかばって中心軸がズレていたりする場合にも有効でしょう。

 

例えば、この種目で動きの中で体軸を高め、直後にステージ0で紹介した「段差起立」や「立礼」をしたりすれば、より体軸を確立できるでしょう。体の捻れ癖の矯正などにも有効です。

 

 3ヒップリフト+スプリットランジ
 

写真のようにバーベルの下に入ります。足の裏全体を接地させたまま、腹を天井に向かい高く、突き上げます。バーベルで痛い場合、パッドを巻いたり、マットを挟んだりして下さい。手幅を広いグリップで握り、肘は伸ばしたままにします。5~10秒ブリッジ姿勢で静止し、下ろします。これを10回繰り返します。

 

そして、速やかに脱出し、スプリットランジをします。スプリットランジとは、リズムよく大股で浅いランジを跳ねながら交互に行います。10~20回行って下さい。つま先はしっかり前に向けましょう。

 

前半のヒップリフトでは、通常のウエイトトレーニングにおける、最後の1回を引き出す体軸パワーが磨かれ、また、後半のスプリットランジでは、ダイナミックな動きが磨かれます。「スポーツの局面、局面でダイナミックな一歩がモノを言う」 いうまでもないことですね。ウエイトトレーニングの質を上げ、動きの質も上げてしまう、正に一石二鳥のコンビネーションと言えるでしょう。

 4.ハムストリングスカール
 

写真では座った姿勢のマシンですが、寝た姿勢でのマシンでも構いません。ハムストリングスを直接鍛える種目という目的で入れておきます。採用する理由は、ハムストリングスを使う感覚を高める効果があるからです。

 

やり方は、常にコントロールして10回を目安にするか、巻いた(上げた)ところで30秒間ホールドし、そのまま動作を開始し10回前後で挙がらなくなる重量でセットを組みます。

 

 

★これ以外のエクササイズ例は、上部メニュー「More」のプルダウンからご覧ください。

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