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体軸パワートレーニングの実際

【アドバンス編1】 ブルース・リーのトレーニングに学ぶ

 

1.ドラゴンフラッグ 2.プローンローイング

 

3.体軸スクワット 

 1.ドラゴンフラッグ
 

 この種目はブルース・リーが腹筋周りを鍛える種目として行っていたと言われ、その容姿がたなびく旗のようなところから、「旗(フラッグ)」と呼ばれていたものです。写真のように頭の横でベンチの端をつかんで支持し、身体を逆立ちさせた状態から少しずつ下りていって、ベンチから20度ぐらいの角度をイメージして直線をキープしたまま静止します。

 

30秒も静止すれば、体軸を鍛えるハードなトレーニングとなります。

 

 2.プローンローイング
 

この種目もドラゴンフラッグに劣らぬハードな種目と言えます。回転式のバーベルシャフトを用います。身体を「く」の字に曲げた状態からスタートし、ゆっくりと慎重に、バーベルを前方に転がしていきます。顔を打たないよう注意して下さい。

 

つま先以外接地しないでフラットな状態まで転がしていって、大腿部と体幹部分、正に体軸を中心とした全身運動で開始位置に戻ってきて1回です。丁寧に1回行うだけでも腹筋が筋肉痛になったりと、かなりの強度です。

 

ドラゴンフラッグとプローンローイングを行う場合は毎日でなく、中1日は空けることをお勧めします。短時間で強度を高く体軸を鍛えたい場合、有効な種目です。

 

 3.体軸スクワット
 

この種目は上記2つとは違って「基礎の基礎」と言える種目ですが、五十肩など肩周りの障害や違和感を持つ人が可動域を広げるために。そして、肩甲骨と股関節周りの動きを作り、維持していく万人におすすめの優れたエクササイズです。

 

  左右の手の甲を向かい合わせ、猫背にします。そこから手を頭上に挙げ、自然な回旋動作で大きく開きながら、手の平を上に向けて胸を思いきり張ります。このとき、下半身も連動してスクワット動作をしながら胸を張って下さい。

 

普通のスクワット行うよりも、スクワット動作が楽にできることを感じると思います。股関節と肩甲骨を同時にダイナミックに動かせる素晴らしい種目です。適宜、回数を設定して繰り返します。日常のライトトレーニングに取り入れたり、ご家族や高齢者の方々に教えてあげてください。

 

猫背と胸張りで肩甲骨を「離して寄せて」の動きを生み出し、スクワットで股関節を動かしましょう。

★これ以外のエクササイズ例は、上部メニュー「More」のプルダウンからご覧ください。

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