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体軸パワートレーニングの実際

【ステージ2】 より強い体軸パワーの獲得

 

5.ジャンピング・アップライトロウ 6.ジャンピング・ランジプレス

 

7.バックエクステンション・リアレイズ 

ジャンプしながら繰り返す。
 5.ジャンピング・アップライトロウ
 

 通常のアップライトロウをジャンプしながら行います。手幅は、だいたい拳2個分離して握ります。

 

直立した状態から開脚しながら振り上げ、下ろすと同時に足を閉じた直立に戻ります。軽やかなジャンプでの開脚と直立を繰り返します。バーベルを上げながら開いて(開脚)、下げながら閉じる(直立)動作の繰り返しです。

 

10~30kg×10~20回を2~5セット、週2~3回が目安です。

 

 6.ジャンピング・ランジプレス
 

プレス動作とスプリットランジを同時に行い、全身のパワーを高めます。

 

バーベルを胸上に構え、ジャンプしながらプレスし、下ろしてくると同時に足を踏み変えます。全身のパワーでバーベルを突き上げ、バーベルと自身が下りてくる中で、前後の足を入れ換えます。重力に全身で逆らいます。

 

負荷は10~40 kgが目安です。重さを増やすより、高さとキレを重視しましょう。10~20回で週に2~3回が目安です。

 

 3.フェイントスルー
 

大股で前足の踵をつけて構えます。後ろ足は爪先でもよいですが、大股をキープしてください。まず、右足を前で右手にダンベルを持ちます。写真のように股下を潜らせるように降ろし、勢いよく耳脇まで振り上げます。肘は曲げますが、肘も高く上げてきて下さい。右足を前で右手。左足を前で左手。左右それぞれ、15~20回ずつが目安です。

 

上半身のトレーニング日に組み込むか、体軸パワートレーニング日を設けて1~3セット行ってみて下さい。相手を抜いてから高く跳ぶ、バスケットやハンドボールなど、コンタクトスポーツに有効です。

 4.ジャンピング・サイドレイズ
 

左足片足立ちし、右手にダンベルを持ちます。ケンケンの要領で跳ねると同時にダンベルを耳脇まで振り上げます。この際、肘は曲げますが、肘も高く上げてきて20回繰り返せる負荷で左右1~3セットずつ行って下さい。

 

ウェイトトレーニングのどこかに組み込むか、体軸パワートレーニング日を設けて行いましょう。野球やハンドボール、やり投げなどの投げる競技の強化や柔道の組み強さを養う上でも有効な種目です。

 

★これ以外のエクササイズ例は、上部メニュー「More」のプルダウンからご覧ください。

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